先日、なでしこJAPANの合宿でメンタルトレーニングの講義をした時に、取材を受けました。
メンタルトレーニングの講義をね、
したんですけど。
何度いっても、ちょっとわかってもらえないことがありまして。笑
そもそも自分はシンクロ選手歴11年、代表コーチ歴10年、メンタルトレーニング指導士歴22年で、明らかに、スポーツ心理学をベースにした仕事歴の方が長いんですが、過去を引っ張って来てくださる。。。笑
今回の講義でも、スポーツ心理学の一部分である、メンタルトレーニングの、しかもスキルまでいかずに、セルフアウェアネスの部分の、さらに導入の「私たちの身体を司る思考と感情」について、選手がイメージしやすい話で、話したってだけなんですが。
元選手っちゅー肩書きを持ってると。
よく言われます。
やっぱりメダリストの話はメンタルにはいいですね。
ん???
いやー、メンタルって、そういうことじゃないんですが。
あー、でも元選手だったっていう説得力って意味ですかね?
そりゃそうかもしれませんが、元選手だっただけで、思考と感情の話はできないと思うんですが。。。
そもそも自分の経験談だけをするわけじゃないし。
科学的根拠がない話をしても本物の選手たちに信用はしてもらえないはずで。
取材ではこんなことも聞かれました。
「シンクロとサッカーの共通点は?シンクロの何について、サッカーの選手たちに話したんですか?」
いやー、シンクロの話、しても意味ないし。。。
シンクロとサッカーの共通点?
まー、どんな競技でも共通点は、筋をどの方向に動かすかの司令塔である脳の、特に思考に影響する感情の動きが、、、みたいな話を真面目に話しても、誰も、求めている話ではなく。。。爆
でも。
日本では、まだまだ本当にメンタルトレーニングに誤解があることも、色々な方々と話しているとわかってきました。
少しずつでも、現場で使えることを、ちゃんと伝えられるようにしたいと思います。
その意味では、はい、シンクロだろうとなんだろうと、どんな質問がこようと、しっかりと答えられるように精進します。。。
あーそっか。
今やっとわかった。
私が、車椅子バスケ男子日本代表チームのメンタルコーチやってるっていっても、すっごい「???」ってなってしまう人がいるのはなんでだろう?って思ってたけど、そうか、「シンクロと車椅子バスケ???」ってなっちゃうと、そりゃ、驚くってことですかね。
車椅子バスケだって、サッカーだって、シンクロだって、フィギュアスケートだって、ゴルフだって、どんな競技でも、身体動作を司る脳。その脳の動きに影響する思考と感情。その意味では、スポーツ心理学って、最高に選手にとっては、楽しい勉強なんですが。
ところで、こんなサイト見つけた。
私の名前は、ウルヴェを、ヴェルディとか、ヴェルヴェとか書かれることはありますが、わざわざ「京」のよみかたを「みやび」って書いてもらったのは、今回初めて。
爆。