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「何が自分の努力かは、自分が知ってる」2013年5月のメルマガ

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過去メルマガ「幸種(しあわせだね)」の掲載です。

私、メルマガを毎月発行しております。
だいたい6000名の皆様にお送りしております。

私自身、名刺交換をさせていただいたり、お世話になっている方々と、また、メルマガ登録をしてくださった方々に配信をしています。

現在の「ほぼ毎月発行中のメルマガ」ご希望の方は、
http://www.coping.jp
の右上にある田中ウルヴェ京公式メルマガ申し込みをご覧ください。

過去のメルマガは、ブログにて、ちょいちょい載せていきます。
過去ものですので、少々、古いものではありますが、何かの参考になれば幸いでございます。
今日は、2013年5月のメルマガです!

「何が自分の努力かは、自分が知ってる」2013年5月のメルマガ:

こんにちは、田中ウルヴェ京です。
お元気でいらっしゃいますか?

現在、ウルヴェ家の子供たちは、息子が14歳、娘がまもなく11歳です。

外でママと一緒にいると、色々な、お声がけをいただきます。
その声をかけてくださる方によって、声がけの内容は様々です。

私の講演を聞いたことがあるとか、子育て本を読んだことがある、という方々だと、
「まー。お子様たち!!! あらー、本当に自慢のママよねー。
子育ての心理専門家のママを持つことはラッキーよね!」
などと言われたりする・・・。

おそるおそる子供たちの顔を見ると、
「はい!」
とーかいっちゃって、ニッコリしている。

す、す、すばらしい。

あるいは、私のことを、むかーしから知っている方にお会いしたりすると、
「まー、ステキなお子様たち! このママで大丈夫?
京がママだなんて、こわいわー。なんか困ったことあったら、おばさんに言うのよー」
などと言われたりする。(ほっといてくれ。笑)

そんな時も子供たちは、上手にかわします。
「はい。笑。大丈夫です」

うまい。

でも、そんな処世術をなんだかんだつけている彼らでも、
ちょっとコーピング力が必要な時があるらしい。

それは、「ママが五輪メダリストなんだから、あなたも頑張らなきゃね」
とかいう意味不明な「過度な一般化思考」の他人の助言の時。笑。

この言葉には色々な応用編があります。
「ママがメダリストなんだから、あなたが運動神経抜群なのは当然よね」
「運がいいよな、努力しなくても、もともとの血が違うんだから」
「あなたも何か極めなきゃね」

息子はサッカーを真剣にやっています。
でもまだ14歳。身体自体ができてないし、技術力だって当然、まだまだですが、
夢や目標は小さい頃から具体的にあるようで、想いはあるようです。

娘は、色々なことに興味を持っている子です。
日々、どんなに些細なことでも、「なぜ?」「どうして?」を聞きまくり、
小さい頃からネットで情報を入手したり、ひたすら絵を描いたり、宿題でもないのに、
突然小説を書く、といって、PCにむかったりします。
スポーツはどんなものも好きですが、将来なりたいことの一つに
考古学者という言葉があるのをみると、「誰の子か?」と思ったりします。

とにかく、彼らは、それぞれステキな人生を送っていると、私は思うのですが。

でも、二人に対して、「メダリストのママ」という言葉を、よく言われることに対して、
彼らがどう思っているのか聞いたことがあります。

笑いながら、二人は言いました。
「そうだねー、たまにうざいねー」

でも加えて言いました。
「でもねー。べつに言っている人は、私たちに良かれと思って言ってるみたいだからさー」

お。
良い点に気づいているようで。笑。

なので、自分は伝えました。
「そうだねー。でもさ、安心していいよ。これからの人生、まっちがいなく、いろーんな人が、
それを言い続けるよ。どんなにチミたちが本当の努力をして何かを成し遂げたとしても、
やっぱりお母さんの血ですね、とかふざけたこと言う人がいるよ。
でも堂々とニッコリ笑って、そうですね!って言えばいい。
だってそれが唯一無二の事実じゃないんだから。
言い訳したって意味がない。人は、その人の『見たいものしか見ない』。
『想像の域を超えたことは理解しないようにする人だっている』。
べつにそれはお互いさまだ。笑。
だからこそ、つねに聞く耳は持って、いろんな想像ができる人間にならないと、
とママは思う。聞くことはしっかり聞けばいいし、その相手が、なぜその言動になったかの
理由を考えればいい。

でも自分のことに関して言われたことに対して、あたかもそれが絶対であるかのように、
気にしなくていい。自分だけは、何が自分で成し遂げたことで、何が自分じゃないことかを知っているから。自分の努力は怠らず、必死に自分の望む結果にむかって、「結果を出し続ければいい」。
常にどんな人のどんな思考にも感謝すること。
逆境に感謝すること。
そして自分で行動すること。
自分のことを自分で認めるために、日々、できることに集中すればいい。」

ま。こうやって。
あつくるしー言葉をたまに私がキッチンで投げかけるわけですが。
そもそも、母親以上にうざい大人はいないのかもしれまへん。笑。

先日、目黒駅近くのイタリアンで、隣に座っていた見知らぬパパと
小学校低学年くらいの息子といった感じの二人組から声が聞こえてきました。

パパ「おまえさ、もっと自分に厳しくしなきゃダメだよ」
息子 「・・・。パパは自分に厳しく生きているの?」

パパは絶句して、水を飲み干しました。笑。

はい。
私も母親として、子どもたちに負けずに前進したいと思います!

いつもありがとうございます。

今日の幸種:
Listening without bias or distraction is the greatest compliment you can pay
another person.
偏見を持たずに耳を傾けることは、あなたが人に払える最大の敬意

2013年5月10日
田中ウルヴェ京


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